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 6月20日 ブックレビューf:id:urusiurusiurusi08:20170619181326p:plain

 著者 河合 雅司

1963年、名古屋市生まれ。産経新聞論説委員大正大学客員教授(専門は人口政策・社会保障政策)。中央大学卒業。内閣官房有識者会議委員、厚労省検討会委員、農水省第三者委員会委員、拓殖大学客員教授などを歴任。2014年、「ファイザー医学記事賞」大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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<主な内容>

第1部 人口減少カレンダー

2017年 「おばあちゃん大国」に変化

2018年 国立大学が倒産の危機へ

2019年 IT技術者が不足し始め、技術大国の地位揺らぐ

2020年 女性の2人に1人が50歳以上に

2021年 介護離職が大量発生する

2022年 「ひとり暮らし社会」が本格化する

2023年 企業の人件費がピークを迎え、経営を苦しめる

2024年 3人に1人が65歳以上の「超・高齢者大国」へ

2025年 ついに東京都も人口減少へ

2026年 認知症患者が700万人規模に

2027年 輸血用血液が不足する

2030年 百貨店も銀行も老人ホームも地方から消える

2033年 全国の住宅の3戸に1戸が空き家になる

・・・ほか

 

第2部 日本を救う10の処方箋 ――次世代のために、いま取り組むこと

「高齢者」を削減/24時間社会からの脱却/非居住エリアを明確化/中高年の地方移住推進/第3子以降に1000万円給付

・・・ほか

 

 

表紙を見ただけで憂鬱になって来るような本ですが、誰もが感じていながら目を背けて見ないようにしていることを書いています。


これからの日本経済を改善していくには、ポジティブな方法はそう簡単には予測できないのが現実。

最も確実な方法は、すごいスピードで子供がどんどん増えるか、老人がどんどんいなくなるかが手っ取り早い。

しかしそれは現実的には今の日本では不可能です。

著者は、政府や政府関係機関の膨大なデータを長年分析してきた

人口政策の専門家なので、日本を改善していくためにいろいろなアイディアを書いています。

その10の処方箋も目から鱗と思えるものもあり、老いも若きも一度は読んで、

現実の日本を直視すべきだと思いました。

 

ブックレビュー

 

 

 

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