5月23日 ブックレビュー

 

タイトル

捨てられる銀行2

非産運用

 

著者

橋本卓

 

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現状の銀行の裏とこれからの銀行のあるべき姿を描いた本。

私たちが慣れ親しみ、長い間信用してお金を預けていた銀行。


その銀行が実は、、、。
橋本氏が暴露した銀行の実態とは。

日本人の私たちがどうやって自分のお金を守って行くべきなのか、
今の銀行のあり方ではもう守っていけない。

では銀行はどうあるべきなのか、それは改革できるのか。

私たちの今までの預金のあり方に警鐘を鳴らす一冊。


読んだ方たちの感想を抜粋しました。

日本の金融機関の主役は銀行、といった古い慣習が急速に変わりつつある、乃至は変わっていかねばならないのだと痛感させられた。
金融機関が正しく金融ビジネスを展開する努力を怠り、利益を計上する手段ととらえ始めたことが、国民の金融資産が健全に成長してこなかった要因の一つであり、それが金融機関が顧客に自己都合を押し付けてきた結果なのだろう。
驚くべき取材力で金融資産運用先進国の事情も説明され、読み進め易い構成に工夫されている。
金融庁自ら、資産運用ビジネスの改革に乗り出し、それに金融機関が正しく応えることが出来れば、国民の金融資産が適切に成長するのではないだろうか。その時、著者の思いが具現化し、この著書が意義深いものになるだろう。


金融庁が、「国民の資産形成」をテーマに、かつてない「資産運用改革」に乗り出しており、
「なぜ森金融庁が、資産運用改革を最重要施策としたのか」について、内実が書き記された本。

新書なので、ボリュームはそれほどないですが、
「終章:売られないあなたになるために」を読むだけでも、
長期的スパンで資産形成したい人の参考になると思いました。


本書の特筆すべき点は以下の2点と考える。
1点目は、卓越した取材力である。森長官をはじめ官民の主要人物との広く深いネットワークを持つ筆者でなければ知り得ないエピソードが随所に散りばめられており、なぜ日本の資産運用業が欧米に比べて育っていないのか、なぜ行政がフィデューシャリーデューティーを主要課題として捉えているのか、に対する答えをストーリーとして腹落ちさせてくれる内容となっている。
2点目は、役人言葉を使わず、できる限り平易な表現で主な読者であろう金融関係者に語りかけている点である。筆者も本書の中で述べている通り、役人言葉は難解である。限りなく正確性を重視する性質上やむを得ないと考える一方、監督される立場の金融機関でさえ、理解するのに苦労するケースもあると聞く。本書はそこを適切に通訳する役割も果たしており、「要は何か」を金融関係者に明快に示している点はさすがというほかない。本書により、すべての金融関係者が自らの取組みを顧客本位であるか、改めて見直すきっかけとなる事を期待したい。


この本を読むことで、自分の財産をどうやって守れば良いかということがわかってくる一冊であると思う。

興味のある方は読んでみてください。
https://youtu.be/pDLVuVbN1lo


捨てられる銀行2 非産運用



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